ジジイ新報
領内でしか刊行されてなゐ、超ローカル紙
新コンテンツ「電網快々」、始まる
Ａ.Ｄ. ２００３．１．１１
今日深夜、自治領に突如、「電網快々」なるコンテンツが姿を現した。
発起人は、「黒ひげのミーシャ」と名乗っているが、おそらく、領内外で放浪生活をしていた「ミハイル．Ｋ．ティアジェルニコフ」氏ではないかと見られている。
消息筋によれば、氏は、度々「道路ブリティッシュ」と名乗り、自治領外で、コンピュータに関する、要らぬお節介を焼きまくっていたらしい。
ここに来て何故、氏が「自身のコンテンツ」を立ち上げたのかは不明だが、自治領関係者としては、とにかく、「まともそうな」コンテンツが増えたことの嬉しさで、他のことが考えられないらしく、氏の登場を手放しで喜んでいるという体たらくだ。
しかし、そのコンテンツの様子を詳しく調べてみると、どうも、「自治領に寄生した独立サイト」としか見えない。
これについて、ある自治領関係者は次のように語った。
「あのねえ、形なんかどうでもいいのよ、形なんか。近頃の若い者は、形ばかり気にして、まったくなっとらんよ」
また、この談話を聞いた別な自治領関係者は、次のようなコメントを残した。
「形とか、そういう問題ではない気もするんだがねえ」
いずれにせよ、関係者がこのような有様では、今後、自治領は「黒ひげのミーシャ」氏に翻弄されまくるだろう、というのが、大方の見方だ。
自治領入り口のリンク画、突如復活
Ａ.Ｄ. ２００２．１２．２２
今日夜、自治領入口のリンクが、突如復活しているのを、付近の住人が目撃、酒場のヲヤヂに通報した。
なぜ通報先が、酒場のヲヤヂだったのかについては、当の住人が消息を絶っているいるため、未だ真相が明らかになっていない。
この件について、ヲヤヂは次のように語った。
「イチイチそんなコト聞かんで下サイよぉ。どーせ、コンテンツ２つも削って、スカスカになっちったカラ、上げ底シタだけに決まってるぢゃねっすか」
ミもフタもない、コメントだった。
「２１世紀の国史・世界史」、「世芥の酩言集」、突如消滅
Ａ.Ｄ. ２００２．１２．２１
今日深夜、「２１世紀の国史・世界史」、「世芥の酩言集」両コンテンツが、何の予告もなしに、突如消滅した。
これらコンテンツは、昨年より全く更新されておらず。特に時事ネタを扱っていた「２１世紀の国史・世界史」などは、１年以上にわたって更新されてなかった、という、それだけで、もはや事実上、「放置された産廃物」と化していた。
しかしながら、何の予告もなしに消滅してしまったことについて、自治領民にアンケート調査を行ったところ、遺憾の意を示すような声は一つもなく、それどころか、今日まで存在していたことにすら気がつかなかったようだ。
なお、この日、「エアポート２０００」は、いつのまにか内装替えをしており、しかも、新たに「猫的仕事」への航路が開かれていた。
これについて、関係者の一人であるヒュー・ストーン自治領航路担当委員は次のように語った。
「消えろ、消えろ、みんな消えてしまえ。みんな消えても、エアポートだけは残してみせるぞ。 あ、ワイルドターキー、もう１本頂戴」
酒場、突如再開
Ａ.Ｄ. ２００２．１１．２４
今日未明、「ルイーダメッシュの酒場」が、何の予告もなしに、突如再開された。
これについて、酒場のヲヤヂは「まー１０日経ったんで」と発表しているが、詳しい理由は一切明らかにしていない。
消息筋によれば、「結局、かねてより自治領の計画していたの領内全面リニューアルが、なかなか捗らなかったため、例によってヲヤヂが酒場を再開することで、お茶を濁しただけだろう」、とのこと。
これにより、「自治領そのものの存続が問われる」、という最悪のシナリオは、避けれらたようだ。
だが、結局、万事このような安直対応で済ませてしまう自治領のやり方については、改めてその先行きが危ぶまれている。
「本紙」、久々の更新
Ａ.Ｄ. ２００２．１１．２３
今日深夜、本紙「ジジイ新報」が、約一年四ヶ月ぶりに更新された。
しかし、本来、自治領の「更新履歴」的役割を担っている本紙自体の更新が、はたして「更新」になるのか否かについては、当編集部内で、今もって議論が白熱しているところだ。
酒場、突如閉鎖
Ａ.Ｄ. ２００２．１１．１５
今日深夜、「ルイーダメッシュの酒場」が、何の予告もなしに、突如閉鎖された。
これについて、酒場のヲヤヂは「あくまで一時閉鎖」と発表しているが、理由は一切明らかにしていない。
消息筋によれば、「ただ単に、とうとうヲヤヂの怠け癖が本格化しただけだろう」、とのこと。
しかし、ここ約一年、ほとんど動きらしい動きを見せていなかった自治領の中で、唯一「活動」していた酒場が閉鎖されたことにより、自治領そのものの存続が危ぶまれている。
「エアポート２０００」に新航路
Ａ.Ｄ. ２００２．８．１２
今日夜、「エアポート２０００」に「Ｓｉｏｎ’ｓ Ｇａｒｄｅｎ」への航路が新設された。。
このところ、全くと言っていいほど動きを見せなかった自治領の、ささやかな「更新」に、領民からは喜びの声が多数上がった。
これについて、関係者の一人である、ヒュー・ストーン自治領航路担当委員は、誇らしげに、次のように語った。
「実に喜ばしい話だね。 こんな、生きているんだか死んでいるんだか、さっぱり分らないような自治領の中で、航路が１つ増えた、というだけでも、近頃まれに見る大イベントだよ。 もっとも、ここ一年ほど他に何もなかったんだから当たり前か。はははは」
だが、その表情は、ほとんどヤケクソ気味だった。
自治領、久々に更新か？
Ａ.Ｄ. ２００１．１１．２６
今朝、自治領の入り口に、本日付で「いちおーユルリユルリと再開でゴンス」 との告知文が掲載された。
しかし、平気で公約を破る自治領のこと。おそらく、今後、長期間に亙って更新を怠けるための言い訳であろうと思われる。
これについて、自治領関係筋は次のようなコメントを残している。
「告知文を書いたというだけでも、『更新は更新』。憶測でものを言わないでもらいたい」
やはり、今後、更新を徹底的に怠けるつもりであることは、これで火を見るより明らかとなった。
酒場のヲヤヂ、姿をあらわす
Ａ.Ｄ. ２００１．９．１２
今月２日より、消息不明だった、酒場のヲヤヂが、突如、店に姿をあらわした。
奇しくも米国では１１日朝（現地時間）、同時多発テロが事件が発生。ヲヤヂの関与を疑う声も少なくない。
それだけに、領民の間では、動揺の声も聞こえそうだ。
しかし、世間の常識どおり、そのような声は、未だに全く聞こえてこないのが現状。
「ヲヤヂがアメリカへ？ そりゃねーべ。ありゃ、成田空港へ行く運賃すら持ってねーべさ」 （７２歳 土産物屋のおじいちゃん）
酒場のヲヤヂ、失踪か？
Ａ.Ｄ. ２００１．９．９
今月２日、謎の投稿を残したまま、酒場ヲヤヂが行方をくらましてから、１週間が経った。
自治領自体は、例によって、今年７月半ばより全く更新されていなかったものの、ヲヤヂが姿を消す、という事態は、自治領始って以来のこと。
それだけに、領民の間では、動揺の声も聞こえそうだ。
しかし、世間の常識とは裏腹に、そのような声は、未だに全く聞こえてこないのが現状。
「どっか、ほっつき歩いてんでねぇの？ そのうち、帰ってくんでしょ」 （４６歳 自営業のおばちゃん）
「２１世紀の国史・世界史」、約３ヶ月ぶりに更新
Ａ.Ｄ. ２００１．７．１６
今日夕方過ぎ、「２１世紀の国史・世界史」に、５月２９日時点まで記事が追加された。
同コンテンツの正式な更新は、１０日の「内閣閣僚一覧掲載」という「お茶濁し」を除いて、２ヶ月弱のこと。
担当のAnonym氏は、なんだかんだと言いながら、真面目にニュース記事を拾い上げていたようだ。
しかし、「もう７月も半ばを過ぎているが、６月分は掲載しないのか」 と氏に質問したところ、またもや氏は沈黙してしまった。
しかも、同コンテンツは、体裁としては、未だに、「ニュース記事の寄せ集め」的年表のままだ。
関係者はみな、「やはり、その内、面倒になって、コンテンツ自体が消えてしまうのではないか」、と、その存続を危ぶんでいる。
「２１世紀の国史・世界史」に現内閣閣僚一覧掲載
Ａ.Ｄ. ２００１．７．１０
今日早朝、「２１世紀の国史・世界史」に、突如、小泉内閣の閣僚一覧表が掲載された。
「２１世紀の国史・世界史」は、自治領に掲載されて以来、滅多に更新されず、今回の「付録」も、前回の更新以来、約２ヶ月半ぶりのこと。
そもそも、閣僚一覧は、わざわざ自治領内に掲載しなくとも、首相官邸のサイトを閲覧すれば、もっと正確な情報が得られる。
これについて、担当のAnonym氏は次のように語っている。
「確かに、今の閣僚一覧など、『今時点では』、わざわざ領内に掲載しなくてもいいもの。しかし、あのコンテンツ自体、ニュース記事ではなく、あくまで『史書』。あの閣僚一覧が、本当に価値をもつのは、現内閣が解散した後、特に１０年後、２０年後のこと。今の人などどうでもよく、後世に遺すため、まとめたものであることを忘れてほしくない」
このように、随分とご大層な談話を残した氏だが、「肝心の更新は？」 と質問を変えたところ、一瞬にして沈黙してしまった。
結局のところ、更新の遅れをごまかすための、氏の「お茶濁し」という観測が最も有力だ。
自治領、突然の大変身
Ａ.Ｄ. ２００１．７．８
今日午後８時過ぎ、自治領から全てのリンク画が姿を消した。
自治領はこのところ、何の動きも見せていなかったが、２ヶ月ぶりの更新が、このような形で行われたことに、領民は皆、唖然としている。
リンク画が一斉に消えた原因は、今もって不明だが、消息筋によれば、自治領関係者が、この件について、一言「最近、ここは重過ぎる」 とブツブツ呟いていたという。
大方、とうとう完全にネタ切れを起こした自治領が、ヤケになり、例によって気まぐれで、このようなことを思いついたことは容易に推測されるが、万事ウケ狙いの自治領が、このままで終わらすはずもないものと思われる。しかし、今後、どのような改装をしていくのかについては、全く予想のつかないところだ。
なお、「エアポート２０００」には、６月７日より、「ＯＰＰＯＲＴＵＮＩＴＹ」への航路が新設されていた。
新酒場の過去ログ、「ナツメロ酒場」に登場
Ａ.Ｄ. ２００１．５．４
【自治領跡４日】 今日夜、新装した酒場の過去ログ Ａ．Ｄ２００１１月分〜４月分が、初めて「ルイーダメッシュのナツメロ酒場」に一挙に掲載された。
酒場を改装してから既に５ヶ月を経過したが、新酒場にはログ流し装置を設けていないため、現在４００件以上の投稿記事が、そのまま放置されている。
このため無名の世界・秘密実験所は、過去ログ自動生成装置の開発に着手し、約２時間ほどで完成させた。
しかし、例によって他人事になるとやたらうるさい酒場のヲヤヂが、「現ナツメロ酒場の各月先頭遡りに時間がかかりすぎる」 と早速いちゃもんを付け始めたため、秘密実験所は、止む無くこれに応じ、装置に「時間順組替え機能」を付加させられるハメに陥った。
これについて酒場のヲヤヂは次のように語っている。「過去ログなんだカラ、上から順に読んでくのがアタリマエなんでねーの？ ツイデに旧酒場もそーゆーふーにシテもらいたゐんダケドねー」
しかし現実問題として、旧酒場ログに対応した自動時間順組替え装置の作成が極めて困難であることは、誰の目から見ても明らかであり、このため秘密実験所は、ヲヤヂによるこれ以上のしつこい追加要求を、かなり必死になって無視する構えをみせている。
なお、今月中には、溜まりに溜まった酒場ログの４月分までが削除されるものと見られる。
「２１世紀の国史・世界史」、２ヶ月ぶりに更新
Ａ.Ｄ. ２００１．４．３０
「おそらく更新はされずに、このまま消えていくだろう」と、誰もが思った、「独断と偏見に満ちた２１世紀の国史・世界史」が更新された。
今日夕方、自治領関係者が明らかにしたところによれば、「今日、定期巡回をしていたところ、いつの間にか４月２７日時点の記事までが一挙に追加掲載されていた」、とのことだ。
「２１世紀の国史・世界史」は、実のところ、単に歴史年表を装った「ニュース記事の抜き書き」に過ぎない。たかだかこれだけのことで、２ヶ月も更新がされていなかった以上、誰もが「いつもの事実上打ち切りの上放置」と認識していた。それだけに、この発表には、流石に領民全員が驚いたようだ。
現担当のAnonym氏に確認をとったところ、「たまたまヒマだからやっておいた」
氏の、あいかわらず気まぐれな行動に、自治領は、かえってますます困惑しているようだ。
Anonym氏、突然の寄稿
Ａ.Ｄ. ２００１．４．２
【論文集編纂部１日】 今日夜中、Anonym氏より、自治領宛、突如「４月の球場で凍てついた。」という題名の、「日記の切り抜き風フィクション小話」（本人談）が送られてきた。
氏の積極的な寄稿は自治領史上初めてのことであり、関係者全員、驚きの顔を隠せなかった。
論文集編纂部では、小話の内容があまりに現実的であること、また、頼みもしないのに氏が勝手に送りつけてきたことなどから、「実話ではないか」 と疑っている模様。
もしこれが実話なら、登場人物が「プライバシーの侵害された」 とクレームをつけてくるのではないか？ あるいは逆に、氏の主張どおり、これがフィクションなら、日本フロ野求連盟から「選手の実名を無断で使用した」 とクレームをつけてくるのではないか？ と、掲載の是非をめぐって激しく議論したものと見られる。
だが結局のところ、「せっかくのネタなので、もったいない」という極めて安直な結論に落ち着いたようで、これを、「とりあえず季節限定特別寄稿」とし、何だかんだと言いながらも、やはり掲載に踏み切ったようだ。
「ナツメロ酒場」で初代店舗外装、復活
Ａ.Ｄ. ２００１．３．１５
【自治領跡１５日】 「ルイーダメッシュのナツメロ酒場」に、初代の店舗の外装が復活した。
現在の店舗は、昨年８月末、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏が、自領土を放棄した際、自治領が火事場泥棒的に氏の「領土もどき」を捏造し、そのＢＢＳ用の絵に初代店舗を流用したため、肝心の自治領に店舗がなくなってしまい、大慌てで急造したものだ。
その後、氏の領土が再建されたのに伴い、旧店舗も閉鎖。ながらくお蔵入りとなっていたが、自治領は、「よく考えたら、これこそ“過去ログ”のイメージ最適」 と判断。約半年を経て、再び全世界にその姿をあらわすこととなった。
しかし、自治領は公式会見の場で、その理由について、「もったいないから」 と発言。世界中から非難を浴びることになった。
非公式には、ご大層なことを述べておきながら、何故このような「うっかり発言」をしてしまったのか、今もって真相は明らかにされていない。
酒場に特殊工作ゲリラ部隊乱入
Ａ.Ｄ. ２００１．３．１３
【酒場１３日】 今日夜、ルイーダメッシュの酒場に、特殊工作ゲリラ部隊が乱入。強引に全発言の引用（‘＞’）行を、毒々しい色に変更していった。
店のヲヤヂによると、店舗が営業が安定してきたため、同夕方過ぎ、臨時用に開いていた旧酒場を正式に閉店。これに伴い、「無名の世界」の秘密実験所に、新酒場のタイトル「新・ルイーダメッシュの酒場」から“新・”の字を取り除くよう、依頼した。
これに応じた実験所が、作業員１名を派遣し、字の削除していたところ、突如、謎のゲリラ集団が店に乱入。
全ての引用行が毒々しい色に変わるよう、強引に店内を改造し、即座に逃走した模様。
この集団は、おそらく秘密実験所所属の特殊工作部隊である疑いが強く、また、その電撃的な行動から見て、かなりの計画的な犯行と思われる。
この件について、店のヲヤヂは、次のように語っている。
「余計なことを頼まなければよかった・・・」
「ルイーダメッシュのナツメロ酒場」、一部改装
Ａ.Ｄ. ２００１．３．１０
【自治領跡１０日】 今日夕方、ルイーダメッシュの酒場のヲヤヂより、「酒場の過去ログ集が読みづらい」との苦情が自治領に寄せられた。
自治領は、「まさか誰も読んではいないだろう」
と、旧酒場の過去ログを旧自治領跡に放置していたのだが、まさか店主自身から指摘されるとは、思ってもいなかったようだ。
自治領は止む無くこれを受け、各月分のページに、前後の月分へのリンクを取り付けた。、
しかも、「ログが下から上へ流れるもの」であることについて、「言い出したらしつこい」店のヲヤヂが、またまた余計なケチをつけるだろう、と予測。ページを訪れた際、いきなりページ下へジャンプするよう、先回りして工夫を施した模様。
「世芥の酩言集」の表紙、一部手直し
Ａ.Ｄ. ２００１．３．８
自治領は今日夜、レコードジャケットを模した「世芥の酩言集」の表紙タイトル、“Electric Vox”を、突如“Confillusion”に書き換えた。
「世芥の酩言集」は、某大手有力サイトの、ウソ八百専用掲示板（“Electric BBS”）に感激した自治領関係者が勢いで作ってしまった、自治領の中でも最もいい加減なコンテンツだ。
最近、その有力サイトに、お情けで航路を開設してもらった自治領は、「いくらなんでも、あのタイトルではモロバレではないか」（関係者談）と考え、タイトル変更を断行したようだ。
自治領は、これで「自分たちが、そこまで厚顔無恥ではない」ことをアピールしたかったものと思われるが、「表紙のタイトルを変えただけでオリジナル企画を装っている」自治領の更なる厚顔無恥さを、領民たちは一斉に白眼視している。
なお、編者の陳腐氏は、「最近体調不良のため、酒を断っており、そのため筆がなかなか進まない」と、言い訳している。
「英蔵の世紀」に謎のショート・ショート、掲載される
Ａ.Ｄ. ２００１．３．７
今夜未明、「来栖亭 雨傘」 を名乗る、謎の人物より、自治領宛にショートストーリの投稿があった。
投稿の内容はもとより、投稿者の氏名からして、どこかで見たような胡散臭いものであったため、一時、自治領は掲載をためらったが、旗揚げ１周年をまもなく迎えようというのに、記念特集の企画に困り果てていた自治領は、止む無くこれを採用、「英蔵の世紀」に「自治領旗揚げ１周年記念スペシャル」とでっち上げて、掲載に踏み切った模様。
「２１世紀の国史・世界史」、正式に掲載始まる
Ａ.Ｄ. ２００１．３．２
昨年１１月から、試験掲載のままだった「２１世紀の国史・世界史」が、Anonym氏の文責により、本日より正式コンテンツとなった。
いつまでたっても中途半端のまま放置していた自治領の、あまりのいい加減さに呆れ果てた氏が、とうとう止む無くこれを引き取ったようだ。
しかし、この件について会見に応じた自治領関係者の顔は、明らかに別の意味で苦々しげだった。
正式なコメントこそ残していないものの、「放っておくと何を書き始めるか分らない“屁理屈Anonym”氏」 に一任したことが、相当苦渋に満ちた決断だったことは、この際、全く疑いの余地がない。
消息筋によれば、自治領は今回の件にあたって、過剰とも思える厳戒体勢をしいており、何かことあれば即刻このコンテンツ全てを、「無名の世界」へ強制移動させるための準備を、既に整えている、とのことだ。
「新・ルイーダメッシュの酒場」、正式オープン
Ａ.Ｄ. ２００１．１．２１
今日深夜から未明にかけ、「新・ルイーダメッシュの酒場」が、予告もなしに公式版として旧酒場と置き換えられていた。
但し、旧酒場のＴＣＵＰ無料版は、完全に廃止されることはなく、そのまま新酒場の脇で並行運営される予定らしい。新酒場上で万が一トラブルが発生した場合に備え、今後は「緊急待避所」としての役割を果たしていくようだ。
また、これに加え、旧自治領跡からは、現自治領と同じコンテンツが全て撤廃され、代わりに、これまで非公開であった全過去ログが「ルイーダメッシュのナツメロ酒場」として掲載されることになった。「省ムダブーム」に便乗したリサイクル構想の一環とも思われるが、この点については、わざわざ自治領関係者に確認を取らずとも、はっきり言って「単に面倒だから、跡地を物置代わりにでも使おう」という安直な意図が、もう見え見えだ。
「新・ルイーダメッシュの酒場」、見切り発車で開店
Ａ.Ｄ. ２００１．１．７
今日夕方、新しい「ルイーダメッシュの酒場」が開店した。この酒場は昨年１１月に「無名の世界」の秘密実験所で造られていたものと思われるが、２ヶ月を超えても、なお正式公開はされていなかった。
この新酒場は、未だ完成品とはいえないものの、このところネタ切れ続きに頭を痛めている自治領からの強い要請により、止む無く見切り発車の形で提供に踏み切ったようだ。
なお、当分の間は現酒場であるＴＣＵＰ無料版をそのまま正式版とし、その片隅でひっそりと運営される模様。
「ここしばらく、全く何の音沙汰もなかったと思ったら、結局、新しいネタがまた掲示板ですか。本当に何のネタもないんだねえ。まったく」（６７歳 領民のおばちゃん）
なお、「エアポート２０００」には、１月１日より、「No Cross, No Crown」への航路が新設された。
「無名の世界」、怪しい実験施設を建造中か？
Ａ.Ｄ. ２０００．１１．１５
今日未明、匿名の領民より、「無名の世界」 で 「ルイーダメッシュの酒場を目撃した」 との情報が入った。
自治領は現在、「無名の世界」 との航路を完全に封鎖しており、確認は困難を極めているが、どうやら 「無名の世界」 が独自に作った実験材料と推測される。
ある目撃者の証言によれば、「凶王の試験場」 なる名前の施設が突如姿をあらわし、「新・ルイーダメッシュの酒場」 という、実験ＢＢＳをネタに、薀蓄話が展開されようとしている、とのこと。
「凶王」 とは、おそらく Anonym 氏のことではないか、と思われるが、首謀者の正体を含め、公式的な発表はしばらくなさそうだ。
「無名の世界」、雲隠れ
Ａ.Ｄ. ２０００．１１．４
今日夜、「無名の世界」は自治領との航路を封鎖した。 理由は不明だが、結局 このサイト自体は、現在のところ、何ら存在意義がなく、まともなコンテンツが完成するまで事実上、非公開扱いにしたものと思われる。
また、これに伴い、「黄鍾宮」もまた、半ば公の場から姿を消すくらますこととなった。
なお、「エアポート２０００」には、本日より新たに「Funny Jam」への航路が新設された。
「２１世紀の国史・世界史」、掲載開始
Ａ.Ｄ. ２０００．１１．３
自治領は本日より、柄にもなく真面目なコンテンツ、「２１世紀の国史・世界史」の掲載を開始した。
掲載開始の動機について自治領は、「歴史とは記録であり、それは、今日、今の時点から始まっているものである。昨日今日の出来事を簡単にでも書きとめておくことが史書編纂の基本であり、これこそ、何れ権威ある現代史書を世に残す第一歩となるのだ」、と語っている。
しかし実際のところ、最近、自治領は世間の動きに疎くなり、甚だしい時には、昨日何が起こったかすらすっかり忘れてしまっているものと思われる。そのため、巷のニュース記事を抜き書き、史書を装って体の良い
「備忘録」 を作ろうとしているのではないか、との観測が流れている。
いずれにせよ、現在は、来年の本格掲載に向け、試験的にこれを行っているようだが、最大の問題は、来年もちゃんと掲載を続けているかどうかである。
自治領、活動再開か
Ａ.Ｄ. ２０００．１０．３１
ここ１月ほど、事実上活動を停止していた自治領だが、今夜遅く、「世芥の酩言集」に新しい記事を掲載した。
管理サービス代行者である、「酒場のおやぢ」こと、Ｋ．Ｍ．ロムスキー氏は、ここ１ヶ月ほど病に臥せっていたものと思われるが、残念ながら、しぶとくも体調をもどしたようだ。
なお自治領は、近日中にも「新コンテンツを掲載する」 と発表。しばらく続いた平和を満喫していた領民たちからは、即座に頓挫を熱望する声が上がった。
DwarfGate領、再建
Ａ.Ｄ. ２０００．９．２８
【無名の世界２７日＝Anonym】 今夜遅く、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏より、氏の領土が再建された、との連絡が入った。
氏は、先月２８日より、「絵の勉強に専念するため、氏の領土を放棄する」と声明、即日閉鎖をしたのだが、やはり、「折角、制作した絵の公表はしたい」と、装いも新たに再建を決意した模様。
これを受け、「無名の世界」で極秘裏に開設していた「ＤｗａｒｆＧａｔｅ領もどき」は直ちに閉鎖。また、自治領は、この報せを受け、即日、エアポート２０００に再び、一時閉鎖中であった正統領向けゲートを開放した。
酒場のおやじ、急病か
Ａ.Ｄ. ２０００．９．２３
今朝、自治領の管理サービスを代行している「酒場のおやぢ」こと、Ｋ．Ｍ．ロムスキー氏が急病、との報せがＨＰ上に掲載された。
以前より、氏の体調悪化が懸念されていたが、結局のところ、公式に発表された病名は「慢性変異性〆切症候群」とのこと。
おそらく、ネタ切れ状態が続いていたため、一時的な雲隠れの口実であると推測される。
バグラマ医科大学附属病院 コーアン・オガタ医師の談話 「慢性変異性〆切症候群？ 命名の仕方からして荒唐無稽もいいところ。自分勝手にデッチ上げた病名であることは明白ですな。これ以上コメントのしようがないので、ご勘弁のほどを」
ＤｗａｒｆＧａｔｅ領、滅亡
Ａ.Ｄ. ２０００．８．２８
【エアポート2000 ２８日】 昨夜遅く、「ルイーダメッシュの酒場」上において、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏より、「（氏の）領土を放棄する」、との発言があった。
また、これに伴い、今日の夜、氏より正式な声明文も、自治領に送られてきた。
自治領は、急遽、「氏の領土救済に乗り出す」、と表明。直ちに、氏の領土にあったコンテンツをいくつか略奪した模様。
近日、自治領には、ＤｗａｒｆＧａｔｅ領のコンテンツが、いくつか、さりげなく掲載されるものと思われる。
ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏は、領土を放棄するにあたって、「申し訳ありませんが、絵の勉強に集中したいので、今回はＨＰを閉鎖させていただく事にしました。」 、と、いたって単純なコメントのみを残した。
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ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏直筆による閉鎖声明文 |
店のをやぢ、熱弁投稿
Ａ.Ｄ. ２０００．８．２０
【論文集編纂部２０日】 「店のをやぢ」 こと、「ルイーダメッシュの酒場店主」 Ｋ．Ｍ．ロムスキー氏は、昨日深夜、殆どデッチ上げのような 「熱弁投稿」
を執筆。 勝手に 「英蔵の世紀」 へ掲載していた。論文集編纂部は、この事実を全く知らず、今日、昼前になって、ようやくこれを発見した。
編纂部は急遽、内容を確認し。特に問題はなし、と判断し、そのまま放置した。
これについてロムスキー氏は、「へ？ 内容確認？ 何、アレ検閲とかやってンの？ 何ダかなぁ…。せっかくネタ増やしテやつたのにさぁ、お礼にも来なゐデ、検査だつテ、検査。ヘッ」
と、遺憾の意を表明している。
なお、これとは別に、自治領は今朝、「エアポート２０００」 に、もう１航路（「不思議な窓から」）を増やした模様。
旧自治領跡、検索エンジン上でヒット
Ａ.Ｄ. ２０００．８．１９
今月１７日、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏は、氏のサイト上で、「ジジイ新報」 がヒットした、と語っていた。
これを知った自治領は、今日深夜、直ちに調査を始め、現在までに、２つの大手検索エンジンで自治領がヒットしたのを確認している。
しかし、ヒットしたのは新領土ではなく、あくまで旧自治領の跡のみだった。自治領は特に不特定の外部に向けて宣伝活動をしているわけではなく、なぜ検索エンジンに登録されたのかは、今もって不明だ。
これについて自治領は 「非常に困った事態になった。これでは新領土より、旧領土跡の方が有名になってしまう。こうなれば、新領土の宣伝活動を積極的に行うしかなかろう」
との懸念を表明。完璧に的はずれな認識を持っていることが明らかになった。
自治領、再び動く
Ａ.Ｄ. ２０００．８．１３
ここ１ヶ月以上、全く動きらしい動きを見せなかった自治領だが、今日になって、ようやく一時的に活動を再開した模様。
「エアポート２０００」 に、新しく３航路（「南船北馬」、「最低山極悪寺」、「KAZUE'S HOME PAGE」）を加え、また、「世芥の酩言集」 を、ようやく更新した。
しかし、その行動は依然、計画性の微塵もなく、全くの気まぐれとしか見られていない。これに対し、自治領は「あくまで、このようなゲリラ行動こそ自治領の本領」、と強固に主張して止まない。しかし、これまでの経緯から、このような発言が、かえって周囲の失笑をかっているようだ。
なお、先月わずかに動きを見せた「黄鍾宮」は、案の定、その後、全く動きを見せていない。大方の予測どおり、首魁の 「無姓大王」 は大酒をかっくらって、怠け三昧の生活を送っているものと思われる。
Anonym氏、賠償投稿完了
Ａ.Ｄ. ２０００．７．１６
今朝、自治領は、突如Anonym氏に、かねてよりの懸案事項であった 「賠償投稿」 を再要求した。
Anonym氏は、一度書きはじめると、埒もない屁理屈をダラダラ書く、悪い癖があるため、前回、自治領がAnonym氏の休載要請を快く受託したことを取引材料に利用。「完全読みきり短文」
の投稿、という条件をさらに加えた。
氏は、今日夕方、しぶしぶ 「ヤケド予備軍のための文章闇道場」 を無理やりデッチ上げて投稿。自治領は直ちにこれを掲載した。
Anonym氏は、この件について、「ケチな自治領が、あっさりと当方の休載の申し出を受託したこと自体、おかしいと思っていた。後日、これを何かの強請りネタに使うだろうとは、何となく察していた。しかし、ネタ切れになった途端、いきなりここまで露骨な要求をされるとは。これ以上、できるだけ関わり合いにはなりたくない」
と、人を辟易させることばかり得意な氏でさえ、今回の事件については、かなり辟易しているようだ。
黄鍾宮に不穏な動き
Ａ.Ｄ. ２０００．７．１３
先週８日より、自治領が活動を再開したのに合わせ、同じ「無名の世界」に領土をかまえる「黄鍾宮」も、いよいよ活動を始めた模様。
自治領自体、決して他所のことを言えるような立場でないものの、趣味の悪さは「黄鍾宮」の方が、さらに上のようだ。
また、「黄鍾宮」は、領内を飾る絵のタカリ元、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏に、早速ＨＰの壁紙作成と譲渡を強要したものと思われる。それどころか、もと、自治領が開設していた
「ＢＢＳ三國の時代」 と、さらに同じく、その入り口であった 「三國演義」 の無断転載扉絵写真まで掠め取っていた。
この一件について、自治領は次のように語っている。
「限りなく恐ろしい存在だ。吾が領は、それでも『悪ふざけをしている』という自覚を持っているが、黄鍾宮は、本当に何も考えていないらしい。このまま大酒でも喰らって、再び活動を停止をしてくれることを願うや切である」
自治領、本格的に活動再開
Ａ.Ｄ. ２０００．７．８
自治領はここ１ヶ月以上、全く動きを見せなかったのだが、本日より、領内における活動を本格的に再開した模様。
自治領がこのところ、おとなしくしていたのは、ただ単に情報発信部の怠慢で、発信施設が不安定になっていただけのこと、と見られている。
ただし、このところ自治領は、度々の怠慢で開店休業状態のまま、領内を放置しつづけているため、再開したといっても、本日だけ、という可能性も高い。
なお、自治領は、再開記念第一弾として、エアポート２０００内の「大きな嘘小さな世界」ゲートに「半ば欠航中」とコメントを加え、また、「ＤｗａｒｆＧａｔｅ」
ゲートのリンク先を変えた。
「大きな嘘小さな世界」は、管理者の都合により、現在改装中の模様。また、「ＤｗａｒｆＧａｔｅ」 は、ジオシティーズからニフティ・アット・ホームページへ移住した。
自治領、各ページにＨＰへの出口マーク設置
Ａ.Ｄ. ２０００．５．２９
自治領は本日より、領内の各ページにホームページへ戻るリンクマークを設置した。自治領はこれを「画期的なアイデア」と自画自賛し、日本国の特許庁に実用新案の出願を試みている。しかし、このマークはどこのビルでも見かけることのできる「非常口」マークと全く同じであり、特許庁は全く相手にしていない模様。
この件について自治領は「ジジイ新報の報道は虚偽。あくまで意匠の出願をしているのであり、実用新案などデタラメも甚だしい」と、更に馬鹿らしくて相手にもできないような反論をしている。
「世芥の酩言集」連載開始
Ａ.Ｄ. ２０００．５．２７
【酒場２６日＝店のおやぢ】 自治領は昨日深夜、突如 「世芥の酩言集」 の連載を始めた。
自治領はこのところ全く動きを見せておらず、一部消息筋の間には、ようやく世界に平和が訪れた、との観測もあった。だが、常にゲリラ行動をとる自治領に対して、その見方はあまりにも楽観的過ぎたようだ。
しかもハナから盗作臭いネタであることは間違いなく、そもそも連載開始の動機が、某サイトにあった写真を転載することだったようだ。転載された写真の著作者は非常に寛容な態度を示しているものの、こうしたやり方を全く改めない自治領に対し、領民の間からは反省を強く求める声が上がっている。
Anonym氏、突如屁理屈休載
Ａ.Ｄ. ２０００．５．１５
【酒場１４日＝店のおやぢ】 今日夜、Anonym氏より、「純粋定型批判」を暫く休載したい、との申し出があった。自治領はこれを受け、直ちに英蔵の世紀より投稿を削除した。Anonym氏によれば長々と屁理屈を書いているのも少し飽きが来たらしく、自ら「無姓大王」を称し、本格的な 「珍無類の建国」 に専念したい、とのこと。なお、氏が統治する「国」は元号を 「快活」 としているらしく、これらが全くの盗作ネタであることは疑いの余地がない。だがまたぞろ、どんなウラをかいてくるか分からず、今後の動きには充分注意をはらっておくべきであろう。
自治領、大移動
Ａ.Ｄ. ２０００．５．３
今日深夜、自治領は突然「無名の世界」の一部を占領し、これを新領土と定め、一斉に移動した。何の予告もなく突然移動した事に領民はみな驚いて、開いた口が塞がらないようだ。
この行動に対し、自治領は一切のコメントを拒否しているが、消息筋によれば 「おそらく自治領特殊工作部が、またぞろ怪しげな装置を開発するため、無名の世界に存在する、ある資源を必要としたためではないか」
と語った。
しかし、上の談話にある 「ある資源」 とは何のことか、未だ不明な点は多く、現在ジジイ新報が極秘裏に調査中である。
ちなみに旧領土は「旧 バグラマ無政府主義自治領 跡」として、当分残される模様だ。
「無名の世界」賠償投稿開始
Ａ.Ｄ. ２０００．４．３０
「無名の世界」 は、先月２３日に締結した講和条約の条件である賠償投稿、「純粋定型批判」を、先日、約束どおり自治領に引き渡した。但し、このページはあくまでも
「無名の世界」 に置かれ、自治領はこれにリンクを貼るものとする、という条件を提示。自治領は止む無くこれを認めた。
「純粋定型批判」は今のところテーマのはっきりしていない謎の投稿文であり、さらに著者であるAnonym氏は屁理屈と話の脱線で有名な人物なので、この文章がきちんと完結するかどうか、自治領は危惧している。しかし、本日も執筆は続いているようで、自治領は不安ながらも、とりあえず今のところは胸をなでおろしている。但し、「無名の世界」が、いつ「投稿文による報復措置」を仕掛けないとも限らないため、未だ予断の許せないところだ。
最終更新日自動更新表示装置にＹ２Ｋ
Ａ.Ｄ. ２０００．４．２４
今日未明、センモン・カー氏（仮名）より、自治領の最終更新日自動更新表示装置の年表示に関する重大な指摘があった。
装置の年表示は、ある種のブラウザ上では“Ａ．Ｄ．１００”と表示されているはずであったが、情報発信施設のブラウザ上で確認したところ、“Ａ．Ｄ．２０００”と表示されていたため、いい加減な自治領は何ら確認もせず、これをそのまま放置していた。
何も考えずに不純な動機でネタだけでっち上げた自治領は、この指摘を受けてようやく本格的な対処に乗り出した。しかし、相変わらずのやっつけ仕事であり、根本的な対処をする構えは、全く見せていないようだ。
「今頃になって、それも今年に入って開発したものでＹ２Ｋとは…。しかも誰かに指摘されるまで、やったことを全く忘れているとは…」、と領民の間からは、いつもの呆れ果てた声が上がっている。
解説： 装置の年表示機能は、西暦下２桁を表示する仕様になっているはずなのだが、ブラウザによっては西暦２０００年の表示を、“２０００年”と表示したり、“１００年”と表示したりする。この機能とは別に、正しく西暦４桁を表示するものもあるが、これを用いた場合、ある種のＯＳとある種のブラウザの組み合わせによっては正しく表示されなかったり、そもそも、その機能自体をサポートしていないブラウザもある。
バ無戦争終結、講和へ
Ａ.Ｄ. ２０００．４．２３
昨夜より自治領への侵攻を開始した「無名の世界」は今夜、自治領に対し、早々と「停戦」を申し出てきた。これにより、事実上、全く意味のない戦争は終結した。
自治領にある財は、殆ど篤志の人々によって造られたものであるため、自治領そのものを占領したところで、全く無意味な事にようやく気づいた模様。
停戦協定に際して自治領は「無名の世界」に対し、「屁理屈熱弁投稿」 賠償を要求。「無名の世界」 はこれを認めた。
なお、「無名の世界」 は再び 「引きこもりの世界」 に戻るもの、と思われるが、両者とも 「あくまで外交は正常化した。互いに航路の閉鎖はしない」 と述べた。
「無名の世界」、本格的な「宣戦布告」
Ａ.Ｄ. ２０００．４．２２
【酒場２２日＝店のおやぢ】 今夜遅く、「無名の世界」という自治領よりもさらに謎の集団が、自治領に対して本物の「宣戦布告」をした。これまで万事、平和で馬鹿な雰囲気を謳歌していた自治領は、この布告に狼狽している。
「無名の世界」はこれまで屁理屈の象徴として、自治領よりもさらに、誰からも見離された世界だった。しかし、自治領の馬鹿さ加減に感化され、永らく続いていた引きこもり状態を停止。装いも新たに、自治領よりもさらに馬鹿なサイトとして再稼動を始めた模様。
「無名の世界」 は、今後自治領の完全吸収を企てているようであり、自治領側の慌てぶりが目に浮かぶようだ。
「こういうときは、必ず導かれし正義の勇者が現れて、適当にレベル上げた後やっつけてくれることになってんじゃないの？」（１９歳 大学生 ただの馬鹿）
自治領、最終更新日表示自動更新開始
Ａ.Ｄ. ２０００．４．２１
【自治領情報通信部２１日】 自治領情報通信部は今夜遅く、「明日より最終更新日を表示する」、と発表した。
しかし、この日付表示の更新は人手を介さず、全自動更新装置によって行われている模様。しかも自治領は、相変わらず本格的な開発を行う気構えは全く見せておらず、かなりいい加減な装置によるものと推測される。今後、自治領民や訪問者からの指摘が殺到しそうだ。
情報通信部によれば、「手動であろうが自動であろうが、毎日更新されるのは紛れもない事実。だから、これが虚偽である、とは、全く云われなき誹謗中傷である」、と、例によって態度だけは強気だ。
政治学者 巻添要注意氏の談話 「別に深い意味はないでしょう。最近、領内の話題に乏しいので、とにかくネタをでっち上げたかっただけなのでは？」
「英蔵の世紀」シリーズ、配置転換
Ａ.Ｄ. ２０００．４．１６
自治領は今月３日より、「英蔵の世紀」と称して、熱弁投稿専用ページを開設したが、「これでは人目につきにくい」との意見が上がった。これに対して自治領は、ＨＰ側にも目次的リンクを貼ることで応じた。
自治領は、専用ページを開設した理由について、「将来的な拡張」 と述べてしまっていた。そのため、今さら専用ページを取り壊すわけにも行かず、結局のところ
「苦し紛れの付け焼刃的対応」、というのが大方の認識だ。
この一件について自治領は、例によってのお決り文句 「前進のための一歩後退」 という、わざわざ言う必要すらないコメントを残している。
なお、「ＢＢＳ 英蔵の世紀」 の掲示板形式変更については、過去ログが全て消去されてしまうため、当面見送りの形をとるようだ。
ド氏、ア氏論文の挿絵を寄贈
Ａ.Ｄ. ２０００．４．５
ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏は今夜、自治領に対して「ＡＭＡＮＥ氏より寄稿された論文への挿絵を寄贈する」と発表。直ちに密告回線を通じて送った。自治領が何でも転載することしか考えず、しかもネタ探しに困っていたのを見かねたあまりの行動と思われる。氏は絵を送るに際し、予め注文専用フォームを自治領に渡し、要求内容を詳しく書くよう求めた。これは、ひとたび要求を始めると、まるできりがない自治領に対する牽制行為、との見方が強い。
これらの一件について自治領は、「このような原始共産社会の実現こそ、無政府主義の真髄である」と述べている。しかし実際のところ、領内にある富が、全て 「もらいもの」
であることに、自治領は未だ気づいていない。
新シリーズ「英蔵の世紀」はじまる
Ａ.Ｄ. ２０００．４．３
自治領は今日、「英蔵の世紀シリーズをスタートする」と発表した。「新シリーズ」と話してはいるが、「単に別ページへ引っ越しただけ」との見方が強い。これに対し、自治領は「今後、熱弁投稿はさらに増えるものと予測している。そのためには、単なる引越しとは考えず、将来的な拡張を見越した本格的な企画、という認識を高めるべきだ」と反論した。
なお、「ＢＢＳ三國の時代」は投稿に対する意見の交換場とし、名称も 「ＢＢＳ英蔵の世紀」 と改めた。これについて自治領は「予想した通りの予想外の改名だ」
と語った。
情報発信施設、本格的再稼動へ
Ａ.Ｄ. ２０００．４．１
【自治領情報通信部１日】 自治領情報発信本施設が、本日より再稼動をはじめた。先月２５日、自治領が突然、施設の大幅な改装を発表してから約１週間が経過している。しかし、先に自治領が説明したとおりのように、情報発信のインフラが再構築された、とは言いがたい。結局のところ、何も変わっていないどころか、現時点のパフォーマンスはかえって低下しているものと見られる。果たして今後、どのような実績を上げるのかに注目は集まっている。
これに対して、大方の反応は極めて冷淡だ。「どうせそのうち、また気まぐれで大改装しはじめるだろう」
なお自治領は、再稼動を記念して、AMANE氏より既に届いていた第２回投稿を早速掲載した。
自治領、ＰＣ系サイトへ初の就航
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２８
自治領は今日、初めてコンピュータ系サイトへの航路を開いた。自治領は独立に当たって、ジオシティーズのコンピュータ系領域「シリコンバレー」に領土を定めたが、実際のところ、これまでコンピュータとは何ら関係のない行動しかしていなかった。
これについて自治領関係者は次のように語っている。「実に喜ばしいことだ。これでようやく大義名分ができた」
この発言について、領民からは、「つまり、独立に当たっての理念が全くなかった、ということを言っている訳ですね」 と、改めて自治領の無責任ぶりを指摘する声が上がっている。
領内通信システムの混乱、続く
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２７
自治領が一昨日より始めた情報発信施設の改装だが、安易に根本的な部分から手をつけてしまったため、今のところ完全復旧の見通しが立っていない。急ごしらえの簡素な
「臨時施設」 を使用しているため、何事にも即座に対応できていないのが現実だ。
ジジイ新報の世論調査によれば、「いつものことだよ、いつものこと」 という、そのまま字面通りの発言が９割を超えている。
ＡＭＡＮＥ氏、自治領に第１次投稿攻撃
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２６
今日の深夜、ＡＭＡＮＥ氏から、かねてより話題となっていた 「上下水道論」 第１稿が送られてきた。自治領は、これを受け、即座に掲載する構えを見せたが、昨日よりの通信システム混乱により、事実上、当面見送りの形となった。
これについて自治領は次のようにコメントしている。 「可及的速やかに対処致します」
自治領、情報発信施設を大改装
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２５
【自治領情報通信部２５日】 自治領は今日から、情報発信施設の大幅な改装に取り組み始めた。これにより、領内の全通信システムがかなりの混乱をきたしている。
自治領はこれについて、「新しい時代を見通し、領内の情報通信能力をさらに向上させるため」 と発表しているが、実際には 「単なる気まぐれ」 との見方が強い。
ＡＭＡＮＥ氏、「夜の朝刊」発言
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２４
今日の深夜、ＡＭＡＮＥ氏より「夜の朝刊」と言う、重大な指摘があった。事実、あらゆる朝刊は日が昇る前に配達されている。場合によっては、明け方４時に届けられるケースもある。これは極めて重要なことである。「朝刊」と言っているが、朝刊の「朝」とは、何を指しているのか。少なくとも、朝方に配達されている以上、新聞配達所に送られて来るのは「夜」である。
これについて、新聞よりさらに深刻な事実がある。殆どの雑誌は、「１月号 ＸＸ年１月１日発行」と書いておきながら、実際には「去年」の１２月に発売されている。中には１２月１日に、さらには１１月中に発売されるケースもある（この理由については、紙面の都合上、省略）。果たして「事実」を伝えるべきもので、このようなことを容認して良いのだろうか。今後の大きな課題となりそうだ。
一読者の意見 「朝刊は、読者が朝読んでるんだから、朝刊でしょ。あーくだらね」
別な一読者の意見 「しかし、それならば多くの読者が夕刊を夜に読んでいるのだから、夜刊とすべきである」
さらに別な一読者の意見 「そういう論議こそ、どーでもいいんじゃないの？」
結局「どうでもいい」という結論になりそうだ。
デンボ氏論文、さらに特別付録を公開
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２２
一昨日、自治領に論文奇襲をしたデンボ氏が、今日再び、自治領宛てに特別付録 「きものの変遷」 を投稿した。自治領は、今日のジジイ新報一面記事に困っていたため、すぐさま、公開に踏み切った。投稿された絵は氏の直筆によるものと思われ、その熱意に対し、自治領民は大いに感動した。
絵画評論家 中島所為ノ介氏の談話 「いい仕事してますねー」
「カウンターの謎」に有力仮説
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２１
センモン・カー氏（仮名）は今日、「あるカウンターは（Internet Explorerで）更新ボタンを押せば上がる」 と語った。実際に更新ボタンを押してみると、確かに上がってゆく事が判明。一つの有力な仮説となった。しかしこの領内で、わざわざそのような「仕事」をして行く人が本当にいるのか、未だに疑問は多い。いずれにせよ、このような単純ことにも気づかなかった点について、自治領側は何もコメントをしていない。
自治領民は、「これなら、月に１００万ＨＩＴも夢ではない」と、馬鹿な喜びの声を上げている。
デンボ氏、自治領に論文奇襲
Ａ.Ｄ. ２０００．３．２０
今朝、デンボ氏は突如、自治領の密告窓口宛てに、「江戸時代のきもの」 についての論文を、画像入りで投稿した。これに対し、自治領は急遽対策委員会を開き、どのように掲載するかを検討。論文集編纂部を急造し、対処した。また、専門用語が多数に上るため、辞書で裏づけを取りながら、「超おべんり注釈集」
を編纂。掲載ページをフレーム対応とした。しかし、急ごしらえのページであったため、各ページに 「広告バナー」 がつくことを失念。これに対しては、その後の対応を検討する模様（直後、フレーム対応用ツールの存在が判明）。
なお、自治領民からは、何事も「対策委員会」しか開かない自治領に対し、疑問の声が多数に上っている（ジジイ新報調べ）
自治領への訪問、３００件の謎
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１９
今日夜９時過ぎ、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏より、「３００ＨＩＴを踏んだ」 との連絡が入った。自治領にはＢＢＳしかなく、しかも宣伝行動を開始したのは昨日からであるため、なぜカウンターがこのような数字を出しているのかは全く不明である。
御茶水 バグラマ大学工学部教授の談話 「あくまで推測だが、どこかで自動巡回プログラムのようなものが走っているのではないか？ だって他に考えようがないでしょう」
とりあえず、ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏からは、３００ＨＩＴ記念画像が自治領に寄贈された。
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ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏より寄贈された ３００ＨＩＴ祝賀画像 |
ＤｗａｒｆＧａｔｅ領、自治領に宣伝布告
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１８
【酒場１８日＝店のおやぢ】 ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏は今朝、自治領に対し、「（氏のサイトに、この自治領の）リンク貼ったからね。」 と布告した。自治領は急遽、対策委員会を開き、「最早、宣伝行動を開始するしかない」
と決定。本日午後、「エアポート２０００」を大慌てで開港し、相互リンクによる徹底抗戦の構えを見せた。
なお、空港のイメージ写真は、ゴッキーマイタ氏のサイトから、勝手に転載したものである可能性が高い。
自治領、見切り発車で宣伝開始の恐れ
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１７
消息筋によれば、「自治領が近々大々的な宣伝行動を開始する危険性がある」、とのこと。 特にネタもないのに独立宣言をしたことに対し、一部穏健派の不満が爆発したものと見られる。しかし、「時期尚早」
と強く主張する急進派との対立が激しく、今後どのような動きを見せるかは、全く不明。
「穏健派が強攻策を主張して、それを急進派が抑える、ですか。ここまで来ると、もう呆れて何も言えませんねぇ」 （５８歳 会社員 スワローズファン）
ジジイ新報創刊
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１６
本日、自治領はジジイ新報の刊行を開始した。「無政府主義の宣伝紙」と、自治領側は公表しているが、実際は単なる無責任の言い逃れに使用しているものと推測される。
自治領旗を「変更」
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１５
ＤｗａｒｆＧａｔｅ氏の篤志に対し、図に乗った自治領が、もう少し「自治領の気風に合ったものが欲しい」と要求。あまりのストーカー的要求に辟易したＤｗａｒｆＧａｔｅ氏より、新しい旗が寄贈された。さらに氏は突如、「肖像権も譲渡」 と発言。なぜ 「肖像権」がいきなり飛び出してきたのか、全く不明だが、おそらく辟易のあまり、かなり狼狽していたものと思われる。
自治領側は、昨日と同様、寄贈後1時間以内に旗を変更した。
消息筋の談話 「たった1日で旗を変更するとは、ホントにいい加減なサイトですねー」
自治領旗を掲揚
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１４
自治領が、独立から現在まで、ＨＰタイトルをフォントで表示していることに、あまりの情けなさを感じた、「謎の立体絵師 ＤｗａｒｆＧａｔｅ」氏より、自治領旗が寄贈された。自治領は、寄贈後30分で早速掲揚した模様。
「ルイーダメッシュの酒場」開店
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１３
昨日、ＢＢＳ 「三國の時代」 を開放したばかりの自治領が、さらに無意味なＢＢＳ「ルイーダメッシュの酒場」を開店した。自治領側では、「共同謀議のアジト」と発表しているが、つまり、ＢＢＳを作る以外、何もネタがないものと推測される。
ＢＢＳ「三國の時代」開放
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１２
昨日、無意味な独立声明を発表したバグラマ自治領が、ＢＢＳ「三國の時代」を開放した。消息筋によれば、「独立はして見たものの、別に何もネタがなかった」とのこと。
バグラマ無政府主義自治領を名乗る
勢力が勝手に独立宣言
Ａ.Ｄ. ２０００．３．１１
今日未明、「バグラマ無政府主義者」を名乗る謎の集団が、インターネットを通じ、世界中に独立声明を発表した模様。対して日本国政府は、「税金払って我が国の法律に従っている以上、別にどうでもよいこと」
と徹底的に無視の構え。 実際には、そんな自治領の存在すら知らないものと思われる。
小渕主将（某高校野球部所属）の談話 「何それ？ そんなワケのわからないものにコメントはできない。」
なお、構成員は、おそらく首魁ただ一人と推測される。